乳幼児健診③ 発達相談

皆さんは発達相談と聞いて、何を思い浮かべますか?

  • 発達障がいか診断される?
  • 嫌なこと言われそう…
  • 自分の育児を評価されそう…

今回は、発達相談がどういうものなのかについて説明していこうと思います。

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発達相談は何のため?

私の子どもは、1歳6か月児健診の時に言葉が少なかったので、発達相談を受けました。一旦、発達相談は終了となりました。しかし、対人関係の苦手そうな様子が気になり、発達相談をもう一度希望し、今も継続して相談しています。
その方が安心するんです。
育児はどの年齢でも困りごとは付きものなので。
子どもが持ってるこだわりは一般的なもの?それに対してどこまで許容して、どう接していけばいい?など生活の中にありふれた質問を臨床心理士に対してしています。

発達相談と言われると、発達障がいがあるか調べるの?と思いますよね。
健診でいきなり保健師から紹介されても、えぇ??と躊躇すると思います。
でも、発達相談はそんな固いものではないんです。
育児の不安や困りごとを、一緒に考えて解消する場所なんです。

なので「発達障がいがないから受けない」ものではないんです。
発達相談をもっと育児の相談の場所として身近に感じてほしいと思っています。

発達相談って、実際どんなもの??

発達相談というのは、臨床心理士という資格を持った人が、子どもの様子を見て、保護者のお話を聞きます。
そして家庭や集団での生活に対して、どのように対応したら子どもが過ごしやすいか、保護者が対応しやすいか、一緒に考えてアドバイスします。
発達相談の中では、まず、検査といって様々な課題をやってもらい、子どもの強い部分・弱い部分をみます。
その時の課題というのは、健診の時よりももう少し詳しい課題をします。
例えば、積み木を車に模倣してもらったり、ある物の絵を見てその名前を答えたり、絵に描いてある物の用途を説明してもらったり…
年齢によってする課題は異なります。
その課題をすることで、子どもの強い部分・弱い部分が見えてきて、その強みを更にどう伸ばしていくか、弱い部分をどのように介入して伸ばしていくか、臨床心理士とともに考えていきます。

子どもの発達で知っておいてほしいこと

それは、どのような子どもでも、得意な面・不得意な面があるということです。
聞いて理解する方が得意な子、見て理解する方が得意な子。
手先が器用な子、そうでもない子。
自分の気持ちを他者に伝えやすい子、しにくい子。
「全ての面で完璧」という子は、めったにいません。
何かしら、子どもの発達は凸凹とした感じで、いろんな面が個々のスピードで成長していきます。
それがどのような感じで伸びていくかは、誰にもわかりません。

よく「言葉はいつ出てきますか?」という質問をされる保護者がいます。
お気持ちはよくわかります。
言葉は一番、生きていく上で大事なコミュニケーションです。
言葉が出ているか、出ていないかで、コミュニケーションの取りやすさやは違います。
でも、言葉がいつ出るか、それは誰にもわかりません。
育児は先の見えないものばかりで、

  • いつ寝返りができるか
  • いつ歩けるか
  • いつトイレが自立するのか 等

はっきりとはわからないものだらけです。
だから育児に不安は付きものなのだと思います。
その不安を完全に解消はできないと思いますが、少しでも保護者の気持ちを軽くして子どもに向き合えたら…と思います。

市町村によっては、健診の時に発達相談をしている市町村もあります。
もし少しでも相談してみようかなと思うのであれば、一度、受けてみていただけたら嬉しいです。
ドキドキすると思いますが、家庭の中では見れない子どもの一面や、「こんなこともできるんだ」という嬉しい発見もあります。

因みに発達相談では診断はしません。診断できるのは医師のみなので…。
精神発達面の医師の診察については、また追々書いていこうと思います。

発達相談で、育児の不安や困りごとを一緒に考えていきましょうね!

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