実母や義母にサポートをお願いしていますか??~義母に頼りたくない関係は良くある話ですが、意外と実母に頼れない(頼りたくない)人は多いです~

妊娠・出産をすると、サポート面で実母や義母との関係は重要になります。実母・義母ともに頼れたら、特に出産後はありがたいのですが、そうもいかないのが現実です。義母はよく関係が悪いのは世間的にも良くある話なのですが、実母とも関係が悪い方は結構いらっしゃいます。

目次

嫁姑関係が悪いことは良くある話

結婚したら、嫁姑関係は良い関係を築けている場合もあれば、関係が悪い場合もあります。過干渉な義母でなければ、ある程度距離を置けばなんとかなる場合もありますが、過干渉であれば夫が止めるしか方法はないですよね。「実家は遠方、義実家は近所だけれども関係が悪く頼りたくない」というのは良くある話で、その場合はサポートを公的なサービスから取り入れていくしか方法はないので、妊娠届時のアンケートや出産後のお話の中でそのようなサポート状況であれば、サービスを紹介していきます。中には、義母との関係が良好で、とても頼りにしています、という方もいらっしゃいます。私が実際産後訪問した時に、その産婦さんの義母さんから「一番大変なのはお嫁さんなのでね…少しは力になれたらと思って。」とおっしゃられていて、産婦さん自身も義母さんを頼りにされていました。

実母との関係性が悪いこともある

この仕事をし始めて、実母との関係が良くない方は結構いらっしゃるのだなと思いました。妊娠届出時に実家は頼れますか?という質問に対して、「頼りません」ときっぱり言う方もいらっしゃったら、「どうしてもの時は頼ります」という方もいらっしゃって、様々です。関係が良くない場合としては、実母からの過干渉にイライラするということだったり、幼少期に暴力を振るわれたり、という感じですが、「なんとなく頼りづらい」という表現の方もおり、過去や背景に色々あったのだろうなと思います。「なんとなく頼りづらい」というのは私自身もそう感じているので、その気持ちわかります…。

親族に頼るのがしんどい場合は、外部の資源を頼ってほしい

産前・産後のサポートは親族の方が経済的には頼りやすいですが、それが難しいのであれば、外部の資源に頼るのが、一番いいと思います。親族に頼ると経済的にはいいですが、関係が良くない方と産前産後を過ごすと色々口を挟まれたりしてしんどくなりやすくなります。なので外部の資源を頼るのが一番いいのですが、経済的には負担が増えてくる可能性があるので、とりあえず無料や比較的安い資源を使ってみることはおススメです。「自分には要らない」と思っていても、案外利用してよかったと思える資源かもしれません。産後は色々お金がかかってくるので、自分の負担を減らすために利用するお金は使いづらいと思います。けれど、自分の負担を減らすのは結局子どもへもプラスになるので、是非ファミリーサポートや一時預かりなどは利用していただけたらと思います。

外部の資源を使っていても、たまに合わないスタッフがいる

少し話は反れますが、外部の子育て支援サービスを使っていると、スタッフの人と合わないなー…と思うことがあります。私は両家実家がともに遠方だった時、夫も休日朝から翌朝まで仕事で不在で、休日もワンオペでしんどかった時期がありました。その時、ファミリーサポートを利用しようと思って、登録をしに行った時の話です。

ファミリーサポートを登録する際は色々家庭の様子を聞かれますが、その際に「夫の両親にまだ子どもを見せたことがない」と言ったところ、スタッフの方に「それって子どもにとってどうなの?」と意見を言われたことがあります。その背景には色々あって、仕方のない状況だったのですが、それを聞こうともせず、このように言う子育て支援者がいるんだなぁ…ということにもショックですし、自分自身を責められた悲しさもあり、涙しながら帰った覚えがあります。私自身も余計なことを言ってしまったな…と反省した出来事でした。子育て支援をする方々の中にも、合う合わないはあり、そのような場合は仕方がないので、サポートの対象先を変えるか、それしかサポート先がないのであればその方は担当から外してもらうかをしていただいたらいいと思います。結局私はファミリーサポートは登録したものの、気持ちの良い出来事ではなかったので、思い出さないように、少し高かったですが民間のベビーシッターを利用しました。

産前産後のサポートは気が合う人を選んでほしい

「両家ともに近くて、関係も良好で、サポートは完璧」という方は稀にいますが、たいてい何かしら家庭の事情があり、実母や義母に頼りたくても頼れない人、頼りたくない人、様々なパターンがあります。産前産後やそれ以降の育児でもサポートは必ず必要であると思うので、気兼ねなく関われる方を見つけていただけたらと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次