子育てをしていると、子どもに対する接し方などで「自分って毒親の分類に入るのではないか?」と思うことがあるかもしれません。
- 子どもに干渉しすぎ?価値観を押し付けすぎ?
- 子どもにしていることは、本当に子どものため?それとも自分の欲求を満たすため?
- 自分が幼少期の頃はよく頑張っていたから、同じくらい我が子も頑張らせないといけない?
- 大人にとっての「良い子」は本当に良い子?
色んな子育ての状況で、自分の取っている対応がそれで正解なのか、それともそうでないのか、ということは日常茶飯事かと思います。
『気づけない毒親』
私自身も、
これって本当に子どもにとっていい対応なんだろうか?
と思うことはよくあって、たまたま習い事の先生に教えてもらったのがこちらの『気づけない毒親』という本になります。
こちらの本は、毒親と言われるものがどんな感じの対応をしているのか、親の成育歴が親子関係に関わってくることなどが書いてあったり、毒親に対して子どもはどう対応したらいいのかという事も書いてあります。
大人になっても響く親子関係
大人になったから、親子関係が終わるわけではありません。大人になった今、子どもを出産し子育てをしていると、自分の子ども時代を思い出し、少し辛い思いをする人もいれば、未だに大人になっても親子関係に悩まされている方もいると思います。自分が我が子に対しての対応だけでなく、自分自身が自分の親に対して感じている思いなどを少し解消してくれる本だと思うので、是非親子関係に悩んでいる方は、読んでみると少し落ち着くかもしれません。
過干渉な祖父母
少し余談ですが、普段の健診などの様子を見ていても、過干渉な祖父母を見かけることは、正直あります。一番多いのは、保護者が心配をしているのに、それを打ち消す祖父母です。育児に関しては様々な意見があって当たり前で、祖父母の意見も尊重しますが、その子の保護者では親なので、親が不安に思っているのであれば、それを専門家に相談するのが一番大事であると思います(親の代わりに祖父母が保護者となっている場合は別です)。
「うちの孫にそんな支援は必要ない」とおっしゃられる祖父母の隣で、不安そうな顔をしている保護者がいらっしゃったら、私たちも不安に思います。その場合は、後で個人的に保護者の方へ、本当に不安が解消しているのか確認をしたり、保護者と子どものみで相談に来てもらっていたりするので、その場合は遠慮なくその旨を説明してください。私自身もそのような状況を経験したことがあり、保護者の了解なく孫のことで祖父母が電話をしてきたりすることがありました。そのような状況では、「保護者に了解を得てないので、個人情報にはお答えできません。」とお断りをします(祖父母が孫の面倒を見るのに、どう対応したらいいか困っているような育児の相談なら別ですが…)。なので、そのような状況の時は、こそっと連絡してくださいね。
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