母子保健関係の仕事をしていると、「発達面で気になる」と言われた保護者の様々な思いを聞くことがあります。発達が心配な気持ち、発達が気になると言われた時の気持ち、子どものこだわりなどに付き合うしんどさの気持ち…様々な気持ちを抱きながら、日々育児をされていると思います。
目次
保護者の気持ちをそのまま表現した『あなたを愛しているつもりで、私は――』という本
自閉症スペクトラム症と注意欠陥・多動性障害と診断された保護者の物語で、1歳くらいから感じていた違和感や、診断を受ける様子が書かれています。
保護者の子どもの成長に対する気持ちの葛藤や保護者自身の養育面でのしんどさも描かれています。
最後に精神科医の本田秀夫先生が解説を書かれており、育児の大変さ・発達障害についての解説や周りの環境の話もとても分かりやすく、もっと保護者も子どもも過ごしやすい環境になればと思います。
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