自分の時間がない中、家事をしながらの育児はものすごく大変です。
1人目だから、実家の援助があるから、他の家庭に比べたら私の大変さなんて…と思うのは間違いです。
子育てはどのような環境でも、状況でも、大変です。
未知の子育て、子どもの性格によって異なる子育ての対応、周囲からのプレッシャー、通りすがりの余計なお世話…保護者の負担はとても大きいです。子どもは確かに可愛いですが、可愛いだけではやっていけないのが育児です。
家で保護者が子どもだけといると、自分を追い詰めやすくなります。「無理しなくていいんだよ」と保護者が肩の力を抜く機会はなかなかありません。
全保護者に伝えたい『子育てはだいたいで大丈夫』
この本では小児科の先生が、子育てに奮闘している保護者の不安を軽減できるように、様々なことを書いています。
例えば、「三歳児神話はもう古い」「愛情不足はスルーして」と保護者の精神的な負担を軽減してくれる話や、医療の正しい知識、子育てに関する不正確な情報など、様々な話をしています。
少し育児に疲れたな、イライラする、そういう時は是非(そうでなくても読んでいただきたいですが)読んでみてください。
少しでも心が軽くなって、肩の力を抜いて、自信をもって子育てできると嬉しいです。
ちなみに…保護者がイライラするのは当たり前
「イライラしている自分が嫌になる」「私はダメな母親だな、育児が下手だなって、思います」というお母さんは結構います。そんな時にお伝えしているのは、
保護者の方は人間ですし、感情が不安定な時はあって当たり前ですし、イライラするのはごく普通のことです。やることがたくさんあって、周りの目も気になるし、「完璧にしたい」と思うのは当たり前のことです。ただ、それで自分自身が苦しんでしまうと、子どもへの対応が上手くいかなくなることもあるので、「まぁいいか~」「今絶対しなければいけないことでもないし、後でしよう」くらいの思いができるよう、「自分に負荷をかけない」という意識を持っていただけたら嬉しいです。
という感じでお話しています。今しなければならないことは、「子どもにとって今必要なこと」なのか、それとも「自分がそうしたい」からか、その部分を見極めて取捨選択をしましょう。他人から物を言われた時は、「子育ての情報をアップデートできていないんだな。」くらいでスルーして、言われたそのモヤモヤはパートナーやママ友に聞いたり、SNSで投稿したりして、発散しましょう。(※SNSへ愚痴を投稿する際は、鍵垢にしましょう。事情を知らない人から攻撃されるのを防ぐため。)
育児をされている保護者の方、お疲れ様です。自分の身は自分でしか癒せないので、是非このような本を読んで、少しリラックスしていただけたらと思います。
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