ADHDとは、注意欠如・多動性障害と言われるものです。
「家庭内では特に気にしていなかったが、健診に来たらうちの子だけよく動く。みんな座って本を読んでいるのに。これって普通?」と、保護者が健診の場で気になり、保護者から質問されることはよくあります。
同年代の近所の子を見てて何か違う、集団生活の中で一人だけ外へ出ていこうとしている・・・等、そういった場面で気づきます。
ADHDの傾向がある子どもは、集団の中に入ると目立つこともあるので、注意されることが多かったりして、褒められる体験が少なく、自信を喪失することがあります。
そして保護者は「躾がなっていない」と親戚や近所の人に言われ、傷つくこともあります。
集中力がない・よく動くことは、親の躾とは関係ありません。
目次
『ADHDのある子を理解して育てる本』でADHDを少しでも知る
この本の中では、
- ADHD傾向のあるエピソード
- そもそもADHDってなに?
- 子どもへの関わり方
- ADHDかもしれないと思った時の相談先や周りのサポート
- 年代別に見る子育てのポイント(乳幼児期から青年期(18歳)以降も)
という内容が書かれています。
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ADHD傾向がある子を育てるのは、場合によってはとても大変なことだと思います。親戚や保育園の先生など周囲の理解があると、その子は伸びやすく、保護者は安心して育児ができます。子どもにADHD傾向があると、保護者は周囲から、心無い言葉をかけられることがあります。自分の育て方がダメだったからそうなったのでは…と心を痛めてしまう保護者もいるので、周囲のADHDに関する理解も必要かと思います。
この本を読んで、保護者や周囲の方々がADHDの理解を増やすことで、子どもも保護者が少しでも安心して生活できることと嬉しいです。
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