指しゃぶりがやめられないけどどうしたらいい?~試してみた指しゃぶりをやめる方法を4つ紹介~

指しゃぶりってどんな印象でしょうか?甘えん坊、寂しい思いをしているのではないか、愛情不足じゃないか…など色々周りから言れることありませんか?乳幼児健診で、よく保護者から指しゃぶりの質問をされるので、指しゃぶりについてとやめる方法をお伝えできればと思います。

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第1子はとても指しゃぶりをしていた

第1子は甘えん坊な性格なのですが、1歳になる前に夫の転勤で引っ越しの準備をしていた時、よくおんぶや抱っこをしたのがきっかけで指しゃぶりをし始めました。それを機にずっと吸っており、私としてはハイハイで床を這った手をなめるのも汚いなと感じていたので、指しゃぶりをやめてほしいと思っていて、半年ほど色々チャレンジしてみました。しかし全く効果がなく、仕方がないか…っと思った矢先、その指しゃぶりをする爪を切っていた時に、誤って指の先の皮まで切ってしまい、血がジワリと滲んでてしまいました。本人はその時は痛そうな様子もなく、気にしていなかったのですが、指を吸うとしみるのか、血の味がするのか、「え?」という感じで指先を見て、それを2,3度繰り返した後、一切指を吸わなくなりました。

指しゃぶりに関する意見は職種によって見解が違う

健診で保護者が指しゃぶりについて質問すると、保健師と歯科医・歯科衛生士とで言うことが違うと言われることがあります。実際その通りです。

保健師の意見としては、指しゃぶりできればしない方が良いが、なかなかやめるのは難しい。集団に入ればいつか誰かから指摘されて「自分からやめよう」という思いも出てくるかもしれない。逆にやめさせようと保護者から何度も注意を受け、指吸いをやめる代わりに心の安定を保つために自慰行為(おまたを触ったり)へ移行することもあるので、保護者がどうしてもやめさせたいという強い思いがないなら、やめれるようになるまで、気をそらしたり工夫しながら待っても良いのではないか。

歯科医師・歯科衛生士の意見としては、指しゃぶりをするとかみ合わせが悪くなり、それに伴い咀嚼や発音等に影響してくるのでやめさせた方が良い。

という感じです。乳幼児健診などで、保健師が上記の説明をして、歯科医師や歯科衛生士には指しゃぶりをやめさせた方が良いと保護者が言われると、保護者からしたらどっちが良いの!?と混乱してしまうと思うので、「歯科では恐らくやめた方が良いと言われるけれど、いきなりやめるのも難しいので徐々にやめていけたらいいですね」と伝えて、やめる方法を一応保護者に伝えています。

指しゃぶりをやめる方法で色々試したもの

指しゃぶりをいざやめさせようとしても、うまくいかないものです。低年齢であれば言葉で伝えるのは厳しいので、アイテムを利用しながら上手くやめれたらいいですね。私が一度試したものを紹介したいと思います。

絆創膏

絆創膏は一番コスト的に試しやすいかなと思います。普通の絆創膏でもやめれる子もいますが、好きなキャラクターの絆創膏でもいいかもしれません。「好きなキャラクターが消えちゃうよ?」と声をかけたりすると、やめれる場合もあるようです。

クリーム

指先に苦味のあるものを塗ることで、指しゃぶりをやめさせる方法です。

私はこちらを子どもに使用しましたが、何度か指を吸うと、苦味が薄れてその後ずっと吸っていました。これでやめれる子もいたら、我が子のようなこともあるようです。

最近はこのような爪に塗るタイプもあるようですね。クリームに比べると高いですが、爪に塗るタイプで除菌シートやアルコールで落ちるようなので、クリームよりは落ちにくいかもしれないですね。

マニキュア

少し年齢が高い女の子(3歳くらいでしょうか)であれば、水ではがせるマニキュアもあるので、それを塗って「指吸っちゃったらマニキュア剝がれちゃうからね」という方法でできるのではないかと思います。ちなみに第2子はこの方法で爪噛みをやめました。

「ゆびたこ」の絵本

意外と怖くて効果があると言われているのが、「ゆびたこ」という絵本。語り口調が関西弁で、絵柄は少し怖い感じなので、怖くてやめる子もいるそうです。うちの子は試してみてダメでしたが、1歳半くらいで試したので、もしかしたらあまりよくわからずダメだったのかもしれません。

指しゃぶりをスムーズにやめるのは難しい

指しゃぶりはなかなかスムーズにやめることは難しいです。保護者が気にしすぎると焦って叱ってしまうこともあるので、気長に対応していただけたらと思います。指しゃぶりは保護者が子どもを寂しくさせてしまっているからだと言われることもありますが、子どもの性格であったりするので、そのような言葉は気にしなくていいのではないかと思います。指しゃぶり以外にもタオルを噛んでいる子やタグをずっと触っている子がいたり、子どもにはそれぞれ安心できるパターンがあると思っていただけたらと思います。安心できる材料も変わってくるので、気長に対応していただけたら幸いです。

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