普段から思っているのですが…
「保護者と保健師の壁って高い」と思っています。
そもそも保健師って何??と思われているだろうな…と思っています。コロナで保健師が知られるようになりましたが、それでも具体的にどのような仕事をしているかというのは、あまり周知されていないかもしれません。
私自身、保健センターに保健師がいることは、第1子を出産した時は知らなかったです…(恐らく国家試験で勉強してたはずなのですが…忘れていますね…)
保護者と保健師の関係が「気軽に話し合えるパートナーだったら良いな」と思いながら仕事しています。子育てをするのは大変なので、使える資源はフルに使って子育てして欲しいです。

自分の地区の担当保健師がいる
住んでいる地区によって担当保健師がいるの、ご存じですか?基本的に住んでいる地区によって保健師は割り振られており、担当の保健師が決められます。必ず地区の担当保健師はいるのですが、それをどのタイミングで周知するかは自治体によって異なります。母子手帳交付時、出生届時、出生後何か関わる機会ができた時、乳幼児健診時など、自治体によって異なります。
市町村によってバラバラな保健師の関わるタイミング
みなさんはどのタイミングで保健師の存在を知りましたか?
生まれたときに体重が少なめだった、疾患を持っていた…等で保健師から連絡があって、お会いした方も居るかもしれません。保健師自体に乳幼児健診で会って初めて知った、という方が1番多いのではないかと思います。
仕事でもプライベートでも育児に関わる市町村は4か所目で、4か所渡り歩いて、市町村によって担当の保健師を紹介するタイミングや保健師の存在を知るタイミングもバラバラなのだなぁと思いました。
- 比較的小さい市町村では、妊娠時と出生時に対象者全員に必ず保健センターへ来てもらい、内容を説明しがてら地区の担当保健師を紹介していました。4か月~3歳6か月児の乳幼児健診ももちろん保健センターに来てもらっていて、3歳6か月児健診が終わると、ほぼ保護者と保健センターの関りが無くなるので、最後に担当保健師の名刺を渡していました。
- 中核市で1年ほど専業主婦をしながら育児をしていた時は、妊娠届出も出産届出も保健センターへ寄ることはなく、市役所での手続きでした(恐らく対応していたのは保健師だったのかな…と思いますが、わかりません)。出産後も4か月児健診は個人病院だったので、1歳6か月児健診まで保健センターへ行くことはありませんでした。保健師とは関係が薄い印象の市町村でした。
- 現在勤めている中核市は、妊娠届出は保健センターにて助産師・保健師が対応しています。出生届では保健センターへ寄ってもらうことはありませんが、4か月健診から3歳6か月健診まで保健センターへ来てもらっています。
市町村によってどこから保健師が関わるかは様々なんだなぁと感じました。私自身が初めての育児で、専業主婦をしていた1年間は、とても自分の中では過酷な1年でした。その時は担当保健師がいることすら知らなかったので、その時にお会いしてサポートを受けたかったなと思っています。
育児に困ったときは保健師に相談を
育児に困ったとき、不安を感じたとき、どうしますか?
ママ友に聞く、親に聞く、ネットで調べる…色んな方法があると思います。ただ、注意して欲しいのは、育児の方法は医療と一緒で時代によって、変わりつつあります。昔の方法が今も正しいという訳ではありませんし、逆に新しい情報が、どこまで正確かというのも、難しいところです。

「きちんとした根拠があって、その情報が正確に出されているのか」という点に注意して育児の方法を習得していただきたいです。様々な職種が子育てに関わっているので、是非色んな人に育児に関するアドバイスを聞いてください。
- かかりつけの医師・助産師・看護師・薬剤師
- 保健センターにいる医師・助産師・歯科衛生士・保育士・栄養士・臨床心理士・言語聴覚士・保健師
- 保育園や幼稚園にいる保育士・幼稚園教諭・看護師
などが周りにいます。子育ては一人でするものではありません。周りには利用できる資源はいろいろあるので、困りごとや不安な事は、周りの資源を使って少しづつ解消していただけたらと思います。

もっと気軽に相談できるパートナーとして、周知していきたいと思います!







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